カードローンは今や、消費者金融だけでなく、たくさんの銀行でも取り扱われるようになりました。
急にお金が必要になった時のために、お得なカードローンを探しているという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、茨城県の常陽銀行で取り扱われているカードローン「キャッシュピット」について解説していきます。
キャッシュピットは来店も口座開設もなしで利用できる銀行カードローン。
その特徴や審査、返済方法など、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
常陽銀行カードローンの金利や特徴
ではさっそく、常陽銀行カードローン「キャッシュピット」がどんなカードローンなのか、その特徴を詳しく見ていきましょう。
キャッシュピットの金利
カードローンと言えば、真っ先に気になるのはやはり金利ですね。
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」の金利は年2.5%~14.8%となっています。
銀行カードローンなので、やはり金利は低めな印象です。
カードローンの金利は審査で決定することが多く、自分に適用される金利は審査結果がでるまでイメージしづらいものです。
しかしキャッシュピットは、利用限度額によって金利が決まっています。
そのため、自分が希望する利用限度額によって、どのくらいの金利が適用されるかがあらかじめ分かる点もメリットと言えるでしょう。
具体的には、
利用限度額 | 適用される金利(年) |
---|---|
1万円以上100万円未満 | 14.8% |
100万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上300万円未満 | 9.8% |
300万円 | 2.5%~8.8% |
キャッシュピットに申し込める人
次は、常陽銀行カードローン「キャッシュピット」に申し込める人を確認しておきましょう。
キャッシュピットは、地域によって利用できない場合があるので注意してください。
常陽銀行カードローンの申し込み条件は、
・安定継続した収入のあること(パート・アルバイトでもOK)
・茨城県、宮城県、福島県、栃木県、千葉県、埼玉県、東京都に居住/勤務していること
以上です。
これらを満たしたうえで審査に申し込み、保証会社の保証を受けられれば、常陽銀行カードローンを利用できます。
キャッシュピットの利用までの流れ
常陽銀行カードローン「キャシュピット」は、来店不要で申し込みが可能です。
申し込み方法としてはインターネット、FAX、郵送がありますが、一番カンタンなのはネット申し込みでしょう。
インターネットで申し込みを行う場合の流れは、
となっています。
申し込み後の審査結果は、最短で2~3日で通知されます。
なお、「口座がなくても申し込める」と謳っている銀行カードローンのなかには、結局、利用開始までに口座を作らせれるものもありますが、キャッシュピットの場合は本当に口座開設する必要はありません。
シンプルにカードローンだけを利用したい人にとっても、面倒がなくて良いですね。
入会金、年会費、手数料などは無料
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」は、申し込みをしても入会金、年会費などはかかりません。
ですから、今は特に必要無いけれどいざという時のためにローンカードを作っておくということも可能です。
また、借り入れや返済は、常陽銀行のATM以外に提携コンビニのATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM)で、基本的にいつでも利用でき、ATM手数料は無料です。
借り入れや返済のたびに手数料が発生していては、ムダな出費がかさんでいきます。
ですから、ATM手数料無料は大きな魅力です。
エースカードについて
常陽銀行のキャッシュカード「エースカード」でそのままカードローンを利用できるの? と思った人もいるかもしれませんが、それはできません。
キャッシュピットを利用する際には、新たに専用のローンカードが銀行名だけが書かれた封筒に入って自宅に郵送されてきますから、それを使ってATMから借り入れましょう。
常陽銀行の口座を持っている人ならば、正式審査に通過後、最短即日でその口座に振り込み融資してもらうことも可能です。
(ただし、曜日、時間帯によって即日では振り込まれないこともあります)
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常陽銀行カードローンの審査
ここまで見てきて、「ぜひキャッシュピットを利用したい」と思った人も多いと思います。
でも、どんなローンも審査に通らないと利用できませんよね。
ここからは、キャッシュピットの審査について見ていきましょう。
キャッシュピットの審査は厳しい?
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」の審査が厳しいのか探るために、もういちど申し込み条件を確認してみます↓
・安定継続した収入のあること(パート・アルバイトでもOK)
・茨城県、宮城県、福島県、栃木県、千葉県、埼玉県、東京都に居住/勤務していること
これらを満たしたうえで、常陽銀行カードローンの保証会社による審査に臨みます。
パート・アルバイトでもOKとありますが、さらに、年金受給者でも申し込める旨が、公式サイトに記載されています。
前年の税込み年収や勤続年数などに関する条件はなく、「収入があればどなたでも」というスタンスで利用者を幅広く募っているようですね。
以上を踏まえると、常陽銀行カードローンの新規申し込みの審査については、過度な心配はいらないでしょう。
キャッシュピットは専業主婦は利用できない
「収入があればどなたでも」ということですから、残念ながら、収入がない専業主婦の人は申込みできません。
専業主婦の人でキャッシュピットを利用したいと思ったら、
・家族に相談するなどし、収入のある人の名義で申し込んでもらう
などの対応をしましょう。
キャッシュピットに審査落ちしやすい人
常陽銀行カードローンの審査がそこまで厳しくないとはいえ、審査落ちしてしまう人も一定数はいます。
利用者のお金を預かって運用している銀行である以上、返済できない可能性のある人を抱えるリスクは避けないといけませんからね。
審査落ちとなるのがどんな人なのか、その傾向を3つほど紹介しておきます。
これはもう言うまでもありませんが、他社での返済を長期間延滞していたり、携帯電話の端末料金の分割払いを延滞していたりする人、または債務整理をしてから一定期間を経過していない人は、審査に通りません。
1ヶ月くらいの短期間に、4社以上くらいのカードローンなどに新規申し込みをした人は「申し込みブラック」などと呼ばれ、審査に通らないことが多いようです。
申し込みの記録は6か月程度残ってしまいますから注意しましょう。
ブラックではなくても、カードローンなどを複数利用している場合には審査に落ちてしまうことあります。
1~2社なら問題ないことも多いでしょうが、4社以上利用していると厳しいと言えそうです。
また、キャッシュピットは銀行カードローンなので総量規制の対象とはなりませんが、それでも年収に対してあまりにも借り入れが多い場合には、審査落ちしてしまうでしょう。
在籍確認で会社に電話連絡がある
カードローンの審査では、在籍確認の電話が職場にかかってくるかどうかも、気にかかるのではないでしょうか。
できれば、職場への電話なしだと嬉しいな……と考える人も多いと思います。
ですが、キャッシュピットの審査時にも、職場への電話連絡による在籍確認は行われます。
そう聞いてがっかりした人もいるかもしれませんが、こればっかりはカードローンの審査でほぼ必ず行われることですから仕方ありませんね。
しかし、心配しなくても大丈夫です。
常陽銀行カードローンは、プライバシーへの配慮には特に力を入れていることが公式サイトでもアピールされています。
カードローンの審査だとバレないように、担当者の個人名で、細心の注意をはらって電話してくれるので安心してください。
在籍確認の電話には、本人が直接出られればベストですが、外回りの仕事が多かったり、ふだん電話をとることがなかったりする人にとってはなかなか難しいでしょう。
そういった場合は、在籍確認の電話を取った人が「○○は今外回りに出ております」など、在籍していることが分かる返答をしてくれればそれでOKです。
ただ、「そんな人はうちにはいません」といった回答をされてはまずいですから、電話を取る人が自分の存在を認識してくれていない可能性があるときは、事前に常陽銀行に相談しておきましょう。
また、派遣社員の場合には基本的に派遣元の連絡先を記入しますが、多くの派遣社員が所属しているため全員のことを認識しているとは限りませんよね。
そのような場合、事前に派遣会社に連絡をして、在籍確認に応じてもらえるかどうか問い合わせをしておきましょう。
応じてもらうのが難しいようならば、常陽銀行に相談しましょう。
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常陽銀行カードローンの返済
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」を利用する前に、返済についても詳しく知っておきましょう。
キャッシュピットの返済日は、
または
・自分で希望した指定日に毎月返済(ただし6日を除く)
のいずれかとなっています。
追加で借り入れをしても返済期日に変更はありませんが、返済日と常陽銀行の休業日が重なった場合は、翌営業日が返済期日となります。
キャッシュピットの返済方法は先ほども紹介しましたが、
・常陽銀行の口座への振込
・セブン銀行、ローソン銀行、イーネットのATMでの返済
・その他、常陽銀行の指定する返済方法
となっています。
常陽銀行が家の近くに無いという場合でも、近所のコンビニでサッと返済できるのは魅力ですよね。
常陽銀行ATMなどを利用してカードローンの返済をする時には、画面の案内に従って操作をしましょう。
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常陽銀行カードローンの増額
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」を利用していると、
・金利を下げるために、限度額変更をしたい
というように、増額したくなるかもしれませんね。
一般的にカードローンは、利用限度額の増額が可能で、もちろん常陽銀行カードローン「キャッシュピット」も増額できます。
ただし、利用していると自動で増額していくわけではなく、「増額申請」を行わなくてはなりません。
キャッシュピットの場合、公式サイトに増額に関する記述が特に見当たりませんから、カードローン専用お問い合わせ窓口に電話をして増額申請を出しましょう。
申請後、増額審査に通過できれば増額してもらうことができます。
当然、増額審査は、新規申し込みの審査よりも厳しいものになることは覚悟しておきましょう。
・カードローンをコンスタントに利用し、返済実績を積んでいるか
などの確認は、自分でもしておくようにしてください。
もちろん、キャッシュピットの返済を延滞していないことは絶対条件ですよ。
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常陽銀行カードローン「キャッシュピット」について詳しくお話してきました。
キャッシュピットは、来店なし、口座なしで申し込める銀行カードローンです。
ATM手数料も無料ですし、提携のコンビニならATMで借り入れや返済ができるため、使い勝手は良いでしょう。
そして、金利に関して事前に分かりやすいのもメリットです。
入会金や年会費はかかりませんから、今すぐ利用する予定がない人も、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。